アリアの為の楽曲募集

 『オペラ スティーブ・ジョブズ』の企画として、アリアの為の楽曲を、数曲分募集します。

アリアの為の楽曲 募集要項

応募曲要綱
  • オペラの見せ所(聞かせ所)である、アリアの為の楽曲。
  • ピアノ+歌メロ
    (別バージョンの場合 : オーケストラ+歌メロ)
    概ね5分以内
    歌メロの音域は、ソプラノ・テノールのいずれかにおさめる。
  • 歌詞は、英語で作成して下さい。下記の Lyrics(PDF)から、ダウンロードした歌詞も、お使いいただけます。
  • 未発表である。
募集するアリアの場面
※募集するアリアの場面、曲想、歌詞は、下記に限ったものではありません。より良いアイデアがありましたら、自由にご提案下さい。
  1. スティーブ・ジョブズが、アップルを去る時 ~ ローレン・パウエルとの恋心
    Lyrics (PDF) : The aria when Steve Jobs was leaving Apple.
  2. アップルに再帰し、ステージで拍手喝采を浴びる
    Lyrics (PDF) : The aria when standing before you at Apple.
  3. アップルのCEOを辞任する時
※オペラ構想場面
第1幕
 ジョブズが25才で、2億ドルを超える大金を手にした時、数多の人々も、大金持ちになりました。
 その中の、ほとんどの人は、家を買ったり、車を買ったり、中には、家やマンションを、いくつも買った人もいました。
 ジョブズは、車を買いましたが、大金が入っても、派手な振る舞いはせず、両親の住宅ローンの残りを、支払った程度でした。
 その後、ジョブズは、会社を順調に発展させる中で、優れた経営者を求めて、ペプシコーラのCEOジョン・スカリーを、アップルの社長に据えました。しかし、その後の取締役会で、ジョブズは追放されました。
 仕事が無くなったジョブズは、絶望的になりました。
 ジョブズは、ネクスト社を設立して、オペレーティングシステムと、ハードウェアを開発し、世の中をアッと言わせました。
 その頃、ジョブズは、講演会のスピーチのため、スタンフォード大学を訪れていました。友人から、その講演会に誘われたローレン・パウエルが、偶然案内されたのが、最前列のジョブズの隣の席でした。
 ジョブズは、ローレンの美しさに、思わず声を掛けます。ローレンも、素敵なジョブズに惹かれ、恋に落ちていきます。
 しかし、OSとハードウェアは、発売と共に、売れ行きは思わしくありませんでした。
 ローレンと結婚して、甘い時間もつかの間、仕事は低迷します。
 ジョブズは、増々仕事に没頭します。ローレンは、心配します。しかし、家庭と仕事は両立しないジョブズは、世界を変えると、心に決めます。賢いローレンは、理解してくれるはずです。
第2幕
 アップルの社長アメリオは、業績低迷で、頭を痛めていました。アメリオは、ジョブズに戻ってもらい、会社を立て直してもらう他ないと、思いました。そして、ジョブズが返り咲き、世界を変えるのです。
 ジョブズが戻り、ステージに上がると、聴衆は騒然となり、皆が立ち上がります。
 ジョブズは、最前列に座っている、ウォズニアック、マイク、マークラをステージに上げます。
 スタンフォード大学で、学生達の前で講演した時、学生から質問が出ました。「アップルの株は上がりますか?」「大金持ちになるには?」
 ジョブズは、その質問を無視して、「君達が、今日1日限りの命だったら、何をする?」
 毎日、このような生き方をすると、又、一生懸命、情熱を傾けて生きる、目的を持って生きる時、このプロセスが、どれだけ大事か、わかるか、君達がお金を求めれば、お金はさらば永遠、一生懸命、情熱を傾けて、今日が最後と、目的を達成した時、初めてお金の方から追いかけてくるものです。
 ジョブズの理念、思想は、普遍です。
第3幕
 ジョブズは、こうしてアップル社に戻ると、DOS/Vの台頭により、日陰者になりつつあったスノーホワイトに見切りをつけ、コンピュータのイメージを覆す、鮮やかな色彩に包まれたiMacを皮切りに、iPod・iPad・iPhoneと、次々に、ITの力で、世界を変革していきます。
 ITで地球を一つにすべく、アイデアを出しまくり、それを製品にして、人々に提供します。音楽を聞く手段も、遠い昔は、コンサートに行くしかありませんでした。やがてレコードが発明され、長らくその時代が続きましたが、より扱いの簡単なCDへと、奪って代わりました。ジョブズは、それすらも、iTunesによって、音楽が手元に飛んでくるという、魔法をかけ、変えてしまいました。
 気軽に持ち運びができる、iPadやiPhoneといった端末で、世界とネットワークで繋がりながら、便利に過ごせる。これぞ、求めていたダイナコンピュータと言っても、過言ではないのではないでしょうか。
 そのために、ジョブズは、身を粉にして、精力的に働きました。しかし、世界を変えたジョブズを待っていたのは、病魔でした。自然主義のジョブズは、はじめのうちは、治療を拒んでいましたが、もはや自分一人の身体ではないと、治療をはじめますが、時はすでに遅し。いよいよ、アップル社を後任のクックに、託す時がやって来ます。
採用作品には、賞金50万円を贈呈。
「これぞ!」という作品ができましたら、お気軽に、奮って、ご応募下さい。
必要事項
  • デモテープ、又はデモCD
  • 楽譜
    ※応募時も、できれば、簡単な楽譜をお送り下さい。採用時には、詳細な楽譜をお願いいたします。
  • 住所・氏名・連絡先(電話番号・Eメール等)と、オペラ・アリアへの想いを明記した用紙(A4用紙 スタイル自由)
  • お送りいただいたものの、返却をご希望の場合は、切手を貼った返信用封筒を、同封して下さい。
    ※あらかじめご了承下さい。
※お送りいただいたものは、個人情報等が外部に漏れないようにいたします。
送付先
〒334-0005 埼玉県川口市里1020
クラシカルスタジオ カルーソ
『オペラ スティーブ・ジョブズ』制作実行委員会